事業案内

海上運送事業/船員管理業務

第一マリン株式会社は1985年の設立以来、海上運送事業、船員管理業務を行ってまいりました。内航液体エチレンの海上輸送においては特に国内で大きなシェアを占めており、日本の石油化学工業の発展に貢献してきました。また、船員管理業務では昨今の労働規制にも厳格に対応しつつ、世界基準の船員の育成にも力を入れています。

 取扱営業品目 エチレン

弊社の主要取扱品目であるエチレンは、『石油化学産業の米』と呼ばれているように、石油化学工業の最重要基礎原料です。エチレンを原料とした製品は多く存在しており、プラスチック、合成繊維、接着剤、農薬等多種多様な分野に使用されています。常温だと気体のエチレンを液化して輸送を行いますが、常圧で液化を維持するには、液温をマイナス104℃に保つ必要があります。専用船舶に備え付けられているタンク及び荷役関連諸設備には、その低温に耐えうる構造及び材料が使用されており、低温部分にはすべて厳重な防熱処理が施工されています。

保有船

エチレン運搬船

  • スターフェニックス

    ■総トン数 / 2,927t ■全長 96m

  • フェニックスレジェンド

    ■総トン数 / 3,081t ■全長 96m

 海陸人事交流

グループ会社の55年の歴史と
様々な貨物の取扱の中で
培われた豊かな経験と技術を持ち合わせた
船員の育成を目的として、
2011年より海陸人事交流制度を
導入しております。

船長候補として

一等航海士 松岡

第一マリンに入社し社歴15年になりました。
今まで数々の船長にご指導いただき、乗組員と一緒に航海し、たくさんの経験を積んだ中で今の自分があり船長候補になる事になりました。
現在は乗組員の人命と会社の財産である船を預かる総責任者”船長“を意識して1年間の陸上研修を行っている最中です。
”船長“を意識する上で不安な気持ちもありますが、不安を取り除くべく陸上研修を通して様々な経験をさせて頂き最後のSeaman Shipスキルを学んでいます。
今後は今までの時代を築いてくれた歴代船長に恥じないよう責任と誇りを持てるようになっていきたい。

陸から支える安全運航

二等航海士 大屋

長崎大学専攻科過程を卒業後、東京海洋大学/海洋科学部・水産専攻科を経て、2016年に第一マリンに入社いたしました。7年間の海上勤務を経て、2023年4月より海陸交流人事により船舶管理会社であるグループ会社/第一タンカーの安全管理部に出向し、陸上勤務をしております。
海上とは違う仕事環境の中で、乗組員の方々や諸先輩方に助力を頂きながら安全監督の業務を行い、陸上では船の安全運航の為に、どんな取り組みで船を支えているのかを学んでおります。2年間の勤務を経て得られた経験と知識を海上に持ち帰り、各船の安全運航に貢献できたらと考えております。

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